今年話題となった時の人を描いた年末恒例の「変わり羽子板」が6日、人形メーカーの「久月」本社(東京都台東区)で披露された。今回が37回目で、モデルは将棋の最年少記録を塗り替え続ける藤井聡太五冠や、快挙達成のスポーツ選手ら計7人。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で大活躍した日本代表の青いユニホームも急きょ飾られた。
スポーツ界からは大リーグで15勝、34本塁打を記録し、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「ダブル2桁」を達成したエンゼルスの大谷翔平選手が2年連続3回目の登場。プロ野球で日本選手のシーズン最多56本塁打を放ち三冠王となったヤクルトの村上宗隆選手、ゴルフの全米女子アマチュア選手権で日本勢37年ぶり2人目の優勝を果たした馬場咲希選手も展示された。
羽子板は長さ約60センチで非売品。11都府県の会場で順次展示される。