福岡高裁も生徒名の開示を命令 熊本高3自殺

平成25年に熊本県立高3年の女子生徒がいじめを受け自殺したとして、遺族が県と同級生8人に損害賠償を求めた熊本地裁での訴訟を巡り、福岡高裁(久保田浩史裁判長)は6日までに、関与した生徒の氏名の開示を県に命じる決定をした。11月29日付。開示を命じた地裁決定を不服として、県側が即時抗告していた。県が明らかにした。

県の第三者委員会は27年1月にまとめた調査報告書で、いじめに関与した生徒の氏名を黒塗りにしていた。県によると、遺族側は、氏名を明示した報告書を地裁に証拠として提出するよう申し立て、地裁が今年5月、県に提出を命じる決定をしていた。

訴状によると、生徒は25年4月11日に自殺。携帯電話には遺書とみられる文書が残され、体育祭練習で同級生から中傷されたのが原因だと主張している。関与した可能性がある生徒8人を独自に特定、提訴していた。

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