米、対中気候変動関税検討 鉄鋼で欧州に提案、報道

バ米通商代表部(USTR)のタイ代表(ロイター)
バ米通商代表部(USTR)のタイ代表(ロイター)

米ブルームバーグ通信は5日、米国と欧州連合(EU)が、気候変動対策を目的として、中国の鉄鋼とアルミニウムに対する新たな関税措置を検討していると報じた。米通商代表部(USTR)のタイ代表が10月下旬にEUのドムブロフスキス上級副委員長らに非公式に提案したとしている。

EU側は技術的な支障があると指摘しており、新たな対中関税の行方は不透明で実現できたとしても来年後半としている。11月の米中首脳会談では気候変動対策での協調に向けた閣僚級会合開催などで一致しており、中国側の反発は必至だ。

鉄鋼やアルミを巡っては、米国が通商拡大法232条に基づき欧州や日本からの輸入品に追加関税を課した経緯がある。米政府は2月、日本の鉄鋼については追加関税の一部を免除し、無関税の輸入枠を導入すると発表した。(共同)

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