男子生徒の裸撮影、教諭を懲戒免職 熊本

熊本県教育委員会は6日、男子生徒の裸を撮影したなどとして、益城町立益城中の松野晃三教諭(41)を懲戒免職処分にしたと発表した。

県教委によると、松野教諭は4、7月に10代の男子生徒計3人の裸をカメラで撮影し保存。熊本県警は9月までに、県内の温泉施設で撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)容疑で逮捕していた。

白石伸一県教育長は「全力で不祥事防止に取り組む」とコメントした。

また、熊本市教委は6日、教員の盗撮とわいせつ事案を公表した。

市教委によると、11月29日、市立小の男性教員が、ボールペン型カメラを使い、更衣室や教室で盗撮していたことが判明。校長は盗撮を把握したが、画像の消去を指示していた。別の市立小では12月2日、男性教員が女子児童の胸を触る姿が目撃された。

市教委の担当者は「調査の上、関係者の処分を検討する」と説明。校長が盗撮画像の消去を指示したことは「非常に不適切な判断」としている。

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