「ミャクミャク」のライセンス管理で電通JVと契約 談合で捜査中 大阪府議会が疑問視

大阪府議会の本会議場
大阪府議会の本会議場

2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会が、公式キャラクター「ミャクミャク」のライセンスを管理する事業者として広告大手の電通などで構成する共同企業体(JV)を選定し、11月末に契約を結んだことが5日、分かった。

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この日の大阪府議会万博推進特別委員協議会で協会が明らかにした。電通は東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件で東京地検特捜部などの家宅捜索を受けており、府議は契約締結の経緯をただした。

協会によると、プロポーザル方式でライセンスの運営管理者を募集。3者から応募があり、審査の結果、今年4月に電通や伊藤忠商事などで構成するJVを選定した。その後、契約内容の協議を経て、11月30日に契約を締結した。

大阪維新の会の府議は、協会の募集要項に「法令または公序良俗に反するおそれがある場合」には契約解除できる旨の定めがあると指摘。捜査対象の電通を含むJVとの契約締結について「どのような判断か不透明だ」と疑問視した。

協会は、府などから指名停止処分を受けている場合は入札参加を認めないと説明。現時点で電通に処分は出ておらず、事業者としての選定に問題はないとの認識を示した。その上で、今後も捜査の進展を「注視する」と述べた。


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