名門焼き肉チェーン「大同門」復活の真相　創業家のフォーリー淳子社長

国内初の焼き肉レストランチェーン、大同門（大阪府吹田市）は来春、「女性が元気になる」をコンセプトにした新業態の焼き肉店を大阪市内にオープンする。フォーリー淳子社長は産経新聞の取材に「女性が人の目を気にすることなく、高カロリーの焼き肉を思う存分楽しんでもらいます」と打ち明ける。創業家に生まれたフォーリーさんが、投資ファンドに身売りされた同社を買い戻した深いワケは…。

《フォーリーさんは今年５月、関西経済同友会の常任幹事に就任した》

－－ご就任の経緯は？

「生駒京子代表幹事（プロアシスト社長）から『女性経営者としてぜひ参加してほしい』と打診がありましたが、寝耳に水の話でびっくりしました。最初は『新型コロナウイルス禍で社業が大変なので、ちょっと無理です』とお断りしましたが、その後もお声がけいただきました。関西を元気にしたいという思いはあり、『何かのお役に立てるのであれば』と引き受けました」

－－どんな活動をしたいですか