小型の昇降設備導入を検討 名古屋城木造復元で

名古屋市は5日の市議会で、名古屋城天守閣の木造復元事業で採用する昇降技術に関し、小型の昇降設備導入を検討していると明らかにした。市は低層階から高層階までを貫く通常のエレベーターを設置しない方針で、はりや柱を傷めずに設置できる代替技術を公募していた。

市によると、船舶などに導入実績がある設備をベースに開発する。はりや柱の間に収まる大きさとし、車いす利用者1人と介助者1人が乗れるサイズにする。

市は「史実に忠実な復元とバリアフリーの両立を目指す」として今年4~8月、可能な限り上層階まで昇降できる技術を公募。有識者による審査などを行ってきた。市は昇降設備の導入方針を盛り込んだ全体計画を来年3月末までに策定する予定だ。

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