同僚女性殺害認める 差し戻し審の裁判員裁判、わいせつ目的は否定

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愛媛県今治市の段ボール製造会社で平成30年、運送会社の同僚だった女性=当時(30)=を殺害したとして、殺人と強制わいせつ致死の罪に問われた無職、西原崇被告(39)の差し戻し審の裁判員裁判初公判が5日、松山地裁(高杉昌希裁判長)で開かれた。被告は「弁護士に一任する」と起訴内容の認否を留保した。弁護側は殺人については争わないとした上で、強制わいせつの目的はなかったと主張した。

差し戻し前の1審松山地裁の裁判員裁判判決は30年、殺人罪と強制わいせつ罪の成立にとどまるとして致死罪を適用せず、懲役19年とした。翌年の2審高松高裁判決は致死罪が認定されなかった点を是認できないとして1審判決を破棄し審理を地裁に差し戻した。最高裁は令和2年、高裁判決を不服とする被告側の上告を棄却する決定をし地裁への差し戻しが確定した。

起訴状などによると、被告は平成30年2月13日、今治市の段ボール製造会社の敷地内で一緒に作業していた女性の首を両手で絞めた上でわいせつな行為をし、さらに女性がはいていたタイツで首を絞めて窒息死させた。

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