ストーカーで略式起訴の市議に辞職勧告 新潟市議会

新潟市議会が入る市庁舎=同市中央区(本田賢一撮影)
新潟市議会が入る市庁舎=同市中央区(本田賢一撮影)

新潟市議会は5日午後、本会議を開き、女性宅周辺をうろついたとしてストーカー規制法違反の罪で略式起訴され、罰金30万円を納付した佐藤耕一市議(66)に対する議員辞職勧告決議案を全会一致で可決した。佐藤市議は10月の議員協議会などの場で、議員活動を続ける考えを表明し、議会内から反発の声が出ていた。

決議では「市議会に対する市民の信頼を著しく失墜させた」と非難。そのうえで「今回の経緯を厳粛に受け止め、直ちに市議を辞職することを強く求める」とした。

佐藤市議は本会議の終了後、報道陣に「決議は穏当な対応。市議を続けるかどうかは自分で判断する。今の段階でどうするか決まっていない」と語った。

佐藤市議は9月、知人女性宅周辺を8月に4回にわたってうろつくなどしたとして、ストーカー規制法違反(ストーカー行為)の罪で新潟区検から略式起訴された。新潟簡裁は罰金30万円の略式命令を出し、佐藤市議は罰金を納付した。

佐藤市議は当選3回。保守系の市議会最大会派「翔政会」に所属していたが、脱退し、現在は会派に所属していない。さらに、自民党新潟支部の筆頭副幹事長などを歴任したが、10月19日付で離党した。

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