ウクライナ、国内500地域で電力停止 ロシアのインフラ攻撃で

ウクライナ南部ヘルソンで薬箱をもらう女性=3日(AP=共同)
ウクライナ南部ヘルソンで薬箱をもらう女性=3日(AP=共同)

ウクライナ政府高官は4日、ロシアによる電力インフラへの攻撃の影響で、国内500以上の地域で電力の供給が停止している状態だと明らかにした。

政府高官は地元メディアに「ロシアは重要インフラへの攻撃を続けており、8州507地域で電力が供給されていない」と述べた。このうち東部ハリコフ州の被害が大きく、112の地域で停電していると指摘した。東部ドネツク州や南部ヘルソン州では約90地域に被害が出ているとした。

ロシアは10月からウクライナの電力インフラへの攻撃を繰り返しており、冬にかけて気温が下がり続ける中、広範囲で停電が常態化。世界保健機関(WHO)は「数百万人の命が脅かされるだろう」と指摘している。

ウクライナのゼレンスキー大統領は4日「敵は本気で冬の寒さを武器にしようとしている。この冬を耐え抜くには国民が一丸となって防衛する必要がある」と呼びかけた。(共同)

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