中国国営新華社通信によると、中国の宇宙ステーション「天宮」に連結していた有人宇宙船「神舟14号」が4日夜に中国内モンゴル自治区に着陸し、乗組員3人が帰還した。
11月末、宇宙船「神舟15号」がロケットで打ち上げられ、新たに3人の飛行士が天宮に到着したのを受けて任務を交代した。宇宙空間での要員交代は中国にとって初めて。
国営中央テレビが帰還を中継。女性飛行士の劉洋氏は出迎えの関係者に笑顔で手を振り、「中国の宇宙飛行は永遠に期待に値する」などと語った。
14号は6月5日に打ち上げられ、3人は半年間、天宮に滞在した。(共同)