上限設定国に原油売らず 露副首相「減産辞さず」

ロシア・クラスノヤルスク北にある油田=2015年3月(ロイター)
ロシア・クラスノヤルスク北にある油田=2015年3月(ロイター)

ロシアのノバク副首相は4日、先進7カ国(G7)などが5日から発動するロシア産原油への上限価格について、設定する国には原油を輸出しない方針を示し、減産も辞さない姿勢を表明した。「市場の原理や自由貿易の規範に反する介入」と批判した。国営テレビのインタビューで述べた。

ノバク氏は、上限価格設定を禁止する手段をロシア政府内で検討しているとも述べ、ウクライナ侵攻への制裁の一環としてロシアの石油収入低減を狙う日米欧の動きを牽制(けんせい)した。詳しい内容には触れなかった。

世界の原油市場については「状況は2カ月前より好転しているが、各国の高いインフレ率など不透明な要素も残っている」とし、現行の生産態勢を今後も維持するとの石油輸出国機構(OPEC)プラスの決定を支持した。(共同)

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