決定力不足の懸念が的中 若き米国、16強で敗退

【オランダ―米国】敗退し、肩を落とすプリシック(左から2人目)ら米国イレブン=12月3日、ハリファ国際競技場(共同)
【オランダ―米国】敗退し、肩を落とすプリシック(左から2人目)ら米国イレブン=12月3日、ハリファ国際競技場(共同)

3日行われたサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメントで、米国は再三、攻勢に出ながらも決定力不足に泣き、オランダに1-3で敗れた。1次リーグ3試合での総得点は、決勝トーナメント進出16チーム中でポーランドと並び最少の2得点。懸念が的中し、バーハルター監督は「違いはフィニッシュの精度だった」と声を落とした。

開始早々の前半3分に訪れた好機が象徴的だった。ゴール前で浮き球のパスに抜け出したプリシックがGKと1対1に。しかし、左足で放ったシュートは相手GKに阻まれた。16本のシュートを放ちながら、得点は後半31分の1点だけ。シュート数12で3ゴールを挙げたオランダとの差は歴然だった。

それでもイングランド・プレミアリーグのチェルシーでも10番を背負うエースのプリシックは24歳、主将のアダムズは23歳と、若いチームは好試合を展開してきた。カナダ、メキシコと共催する4年後の26年大会に向け、指揮官は「われわれは若く、素晴らしいスピリットがある」と今後の成長に期待を寄せた。(大石豊佳)

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