品川区長選の再選挙は4日に投開票され、元都議で無所属新人の森沢恭子氏(44)が、ほか5人の候補者を退け初当選を果たした。法定得票数を上回り、再々選挙は回避された。
10月の選挙で得票トップになるも法定得票数(有効投票総数の4分の1)を超えられず当選者になれなかった悔しさをバネに、再びトップになり得票数も大きく伸ばし、当選を決めた。投票率は32・44%(10月選挙時35・22%)、当日有権者数は33万771人だった。
大井の事務所に当選の知らせが入ると、歓声が沸き上がった。森沢氏は、集まった支持者とともに、満面の笑顔で、初当選の喜びを分かち合った。