【ドーハ=大石豊佳】決勝トーナメント1回戦で日本と対戦するクロアチアのダリッチ監督は4日、ドーハ近郊で記者会見し、「1秒たりともリラックスしてはいけない。集中力を高めていく。注意を払ってプレーしたい」と日本への警戒心を示した。
1次リーグF組はモロッコに1位通過を許したが、第3戦で世界ランキング2位のベルギーと0-0で引き分け、1勝2分けで勝ち上がった。同じ欧州の強豪であるドイツとスペインを撃破してE組を1位で突破した日本について「尊敬している。W杯の優勝国を破った粘り強さを持っている。選手には決して見下すなと伝えた」と話した。
前回大会は準優勝。悲願の初優勝の期待を背負う指揮官は「誰でも夢を持つことができる。トライするし、チャンスもある。非常に難しいが、楽観している」と話した。