ウクライナ在外公館に「血の手紙」 外相「脅迫は無駄だ」

11月30日、マドリードのウクライナ大使館付近を警戒する警察官ら(AP)
11月30日、マドリードのウクライナ大使館付近を警戒する警察官ら(AP)

【キーウ=大内清】ウクライナ外務省は2日、オランダやハンガリー、ポーランド、オーストリア、チェコにある大使館や総領事館など9カ所に、動物の眼球が入れられ、血とみられる液体で汚れた手紙が相次いで届いたと発表した。

クレバ外相は声明で「何者かがわれわれ(外交官ら)を脅迫しようとしているが、完全に無駄なことだ」と述べ、ロシアからの侵略に勝利するために全力を挙げると強調した。

スペインでは同国のサンチェス首相の事務所や米大使館などにも同様の手紙が届いた。11月末には首都マドリードのウクライナ大使館に手紙爆弾が届き、男性職員1人が負傷した。

ウクライナ外務省によると、ウクライナの駐バチカン大使公邸では入り口付近の壁などが動物の死骸で汚されたり、在カザフスタン大使館に爆破予告が届いたりしている。同省は一連の事態を受け、各国政府に公館の警備強化を要請。ウクライナのレズニコフ国防相は1日、ロシアが関与した脅迫との見方を示した。

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