ブラジルのグロボ紙は1日、サッカーのワールドカップ(W杯)で日本がドイツとスペインという「二大強豪国を後半で負かし、弱かったコスタリカには敗れた」と驚きを持って伝え、1次リーグで「死の組」と言われて混沌としたE組の「王者となった」と報じた。
日本がドイツとスペインをそれぞれ後半で逆転して2対1で勝利するという同じ展開の試合が、ハリファ国際競技場の同じ舞台で繰り返されたと指摘。日本がクロアチアとの次戦で勝てば「ブラジルと当たるかもしれない」と言及した。
第2戦で日本に勝ったコスタリカのナシオン紙は、前半を完全にコントロールしていたスペインが、無気力に見えた日本の「後半での覚醒」という災難に遭い、グループ首位の座をもぎ取られたと報じた。(共同)