バイデン米大統領とフランスのマクロン大統領は1日、ホワイトハウスで会談し、ロシアのウクライナに対する「違法な侵略戦争」に連携して対抗する方針で一致した。会談後に発表した共同声明で、ルールに基づく国際秩序に対する中国の挑戦に共同で対処するとし「台湾海峡の平和と安定を維持する重要性」も確認した。
バイデン氏は会談後の共同記者会見で、ロシアが長期化させるウクライナ侵攻について「信じ難いほど残虐だ」と非難した。
共同声明では「核兵器禁止条約は厳しさを増す国際的な安全保障環境を反映しておらず、既存の不拡散・軍縮体制とも一致していない」として同条約に反対を表明した。(共同)