日米韓、対北朝鮮制裁強化 軍事挑発への圧力で結束

新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」を娘(左)と現地指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=11月18日、平壌国際空港(朝鮮通信=共同)
新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」を娘(左)と現地指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=11月18日、平壌国際空港(朝鮮通信=共同)

日米韓の3カ国は2日(日本時間)、北朝鮮の核・ミサイル開発などを巡り、北朝鮮に対する独自制裁の強化を打ち出した。弾道ミサイル発射など軍事挑発を続ける北朝鮮に対し、結束して圧力を加える狙い。

日本政府は2日の閣議で、核・ミサイル開発に関与した3団体、1個人を資産凍結の対象とする追加制裁を了解した。韓国政府は、8人と7機関を独自制裁対象に加えると発表。米政府も1日、核・ミサイル開発で指導的な役割を担ったとして北朝鮮幹部ら3人を独自制裁対象に指定した。

米政府が指定したのは朝鮮労働党の軍需工業部長だった劉進氏、朝鮮人民軍総政治局長を務めた金秀吉氏ら3人。(共同)

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