木製パネル「CLT」活用を提唱 石破氏ら議連

西村明宏環境相(中央)に国産CLTの活用を訴える自民党の石破茂元幹事長(右)ら=2日午後、環境省(奥原慎平撮影)
西村明宏環境相(中央)に国産CLTの活用を訴える自民党の石破茂元幹事長(右)ら=2日午後、環境省(奥原慎平撮影)

木製パネル「CLT(直交集成材)」の普及を目指す自民党有志議員による「CLTで地方創生を実現する議員連盟」(会長・石破茂元幹事長)が2日、環境省に西村明宏環境相を訪ね、政府機関の建築物などに国産CLTの活用推進を求める決議文を提出した。西村氏は「CLT普及は地方創生にも環境にも非常に重要だ。省庁連携してやっていきたい」と応じた。

CLTは板の繊維方向が直交するように重ね合わせることで強度を高め、断熱性にも優れた木製パネル。1990年代に欧州で開発された。鉄筋コンクリート(RC)造りに比べ、建築過程で二酸化炭素(CO2)排出量を約33%抑えられるという。

決議では脱炭素社会の実現に向け、政府機関などから国産CLTの活用を進め、民間建築物などへの波及を訴えた。石破氏は「CLTはコンクリートと同じ強度で、重さは約5分の1。建築作業員が少なく、ごみも出ない。公共建造物を中心に民間に普及させ、CO2削減に寄与したい」と語った。

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