世界各国の優れた美食の店を紹介するフランスのレストランガイド「ラ・リスト」の2023年版で、日本のレストラン138店が「世界のトップ1000店」入りし、国別掲載数で世界最多を守った。今回から優れたパティスリーも掲載されることになり、「パティシエ・シマ」「ノリエット」(いずれも東京)などの名店が入った。
「ラ・リスト」は元駐日仏大使のフィリップ・フォール氏が2015年に創設。世界中のグルメガイドや交流サイト(SNS)などの料理評を独自の方法で計算して比較し、その結果を点数化して順位を決める。フォール氏は「世界の美食店が光り輝くことが私たちの目標だ」と語る。
2023年版には日本から「鮨(すし)さいとう」(東京)が2位、「柳家」(岐阜)が4位、「松川」「ロオジエ」「茶禅華(さぜんか)」(いずれも東京)が5位にランクインした。