円上昇、一時133円台 3カ月半ぶり円高水準

米ワシントンにある連邦準備制度理事会(FRB)本部(共同)
米ワシントンにある連邦準備制度理事会(FRB)本部(共同)

2日の外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=133円台を付けた。8月中旬以来、約3カ月半ぶりの円高ドル安水準。米国の物価関連の指標の伸びが鈍化したことなどから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ幅が縮小するとの見方が広がり、ドル売り円買いの動きが強まった。円は1日に続く大幅上昇となり、今週だけで円はドルに対し約6円上がった。

前日に発表された10月の米国の個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比上昇率が9月より縮小。FRBがインフレ抑制のために続けている利上げのピークが近づいたとの予想からドル売り円買いが進んだ。

東京市場では一時1ドル=134円55銭まで円高ドル安が進んだが、その後の海外市場でさらに133円台まで上昇した。みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジストは「欧州の投資家がドルの安値を試したのではないか」と指摘した。

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