「死の組」を抜け出すのはどこだ 現地紙も注目の大一番スペイン戦まもなくキックオフ

大一番のスペイン戦を前に、続々と競技場に駆け付ける日本サポーターら=1日、ハリファ国際競技場(小松大騎撮影)
大一番のスペイン戦を前に、続々と競技場に駆け付ける日本サポーターら=1日、ハリファ国際競技場(小松大騎撮影)

【ドーハ=小松大騎】日本の決勝トーナメント進出を懸けた大一番が1日(日本時間2日)にキックオフの笛が鳴る。まさに「死の組」と呼ぶにふさわしい大混戦となっているサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の一次リーグE組。同組最後の相手は日本を下したコスタリカを7-0で破った「無敵艦隊」の異名を持つスペインだ。競技場周辺に駆け付けた日本人サポーターからは「ドイツ戦のような熱い勝利を信じ、最後まであきらめず声をからしたい」と大金星を期待する声があがった。

「日本が強豪・スペインの攻略を目指す」

日本-スペイン戦はカタールの現地紙もこんな大見出しとともに報じた。両監督のインタビューや日本代表の練習風景、注目選手を盛り込んだ特集記事を掲載。日本の運命を決める一戦を前に熱気が高まってきている。

スペイン戦の舞台は首都ドーハ近郊の「ハリファ国際競技場」。日本にとってはドイツから大金星をあげた縁起の良い競技場だ。試合開始4時間前から競技場周辺には続々と日本サポーターが駆け付けた。時折「ニッポン」コールをみんなで合唱し気合を高めていた。

アラブ首長国連邦(UAE)から家族4人で駆け付けたドバイ在住の会社員、立石惇さん(40)は「次のことは考えず、スペイン戦に全てを出し切ってほしい」と力を込めた。長男の小学6年、育士君(12)は、堂安律がお気に入りの選手で「日本の勝利と堂安選手のハットトリックが見たい」とほほえんだ。

一次リーグE組は、どのチームにも決勝トーナメント進出の可能性が残されている大混戦だ。日本がスペインに勝てば自力での16強入りとなるが、引き分けた場合は同時刻に行われるドイツ-コスタリカ戦の結果次第となる。

W杯初観戦だという東京都目黒区の会社員、平山愛梨さん(35)は「アグレッシブなスペインに押し負けないよう粘り強く日本は戦ってほしい」とエールを送った。

高校の同級生と観戦に来た大学3年、千田共我(ちだきょうが)さん(21)=東京都世田谷区=は「ドイツ戦は日本で観戦していたが、現地サポーターの声援が選手を後押しして勝てたと思った。今日も少しでも選手の力になれるよう最後まで声援を送りたい」と熱く語った。

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