「かませ犬」が重量級打ち破る 日本の快挙にカタール紙熱狂

日本代表の快挙を伝えるカタールの地元紙「ペニンシュラ」の記事=2日
日本代表の快挙を伝えるカタールの地元紙「ペニンシュラ」の記事=2日

【ドーハ=小松大騎】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本が決勝トーナメント進出を決めて一夜明けた2日(現地時間)、現地カタールの主要メディアが驚きを持ってサムライブルーの16強入りを報じている。カタールでのサッカー人気はすさまじく、アジア勢初となる2大会連続の1次リーグ突破を祝福するムードが広がっている。

Japan continue giant-killing(日本が大番狂わせを続けた)―。地元紙「ペニンシュラ」は、優勝経験のあるドイツとスペインをそれぞれ下した日本の快挙を大々的に報じた。同点ゴールを決めた堂安(どうあん)律(24)や逆転弾をアシストした三笘(みとま)薫(25)らの写真を大きく掲載し、前日のスペイン戦を詳報。強豪がひしめく1次リーグE組で「『かませ犬』だった日本が、重量級の欧州国を打ち破り、首位通過を果たした」などと伝えた。

日本の快挙のインパクトは大きく、現地では「日本フィーバー」ともいえる現象が起きている。

夫婦で観戦に来た東京都渋谷区の不動産業、吉田三佳子さん(59)は「日本人以上に外国人の方々の熱量がすごくて、競技場や地下鉄などあちこちで勝利を祝ってくれる。最高の思い出になった」と目を輝かせる。

夫婦で堺市から来た会社経営の押木佳奈さん(40)は、ドレスコードのあるホテルのレストランで「日本のユニホームで入ってください。おめでとう」と声をかけられ、料理でもてなされたと明かす。すでに帰国の飛行機を予約しているというが、押木さんは「本当にうれしい悲鳴でいまだに迷っている。一旦帰国してまた来るかも」と笑った。

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