サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組日本対スペイン戦で、三笘は殊勲の勝ち越し点アシストとなった。後半6分、ゴールラインを割りかけた堂安の右クロスに食らい付き、「1ミリでもかかっていたらいい」との願いを込めて左から折り返した。田中が押し込む価値ある1点を生み出し、「少し脚が長くて良かったと思いました」と口も滑らかだった。
ラインを割ったかどうかでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認に時間を要したが、約10センチの幅があるラインの縁にわずかにかかっていると判定され、得点が認められた。競技規則では「グラウンド上または空中でボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えた時」にアウトオブプレーになると記されている。三笘は「僕の感覚では中にあるなという感じだった」と話した。(共同)
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日本―スペイン 後半、ゴールライン際のボールを折り返す三笘。この後、田中が決勝ゴールを決める =ハリファ国際競技場(AP)