無免許の助教諭ら27人が授業 立命館宇治中・高

学校法人立命館は1日、立命館宇治中学校・高校(京都府宇治市)で教員免許を持たずに勤務している助教諭や特別非常勤講師計27人について、無免許や無登録の状態で授業を行わせていたと発表した。臨時免許状の更新など府教育委員会に対して必要な手続きをしていなかった。立命館は「授業は適切に行われており、生徒の単位取得などに影響はない」としている。

立命館によると、英語などを受け持つ外国人ら助教諭14人の臨時免許状の更新を行わず、3月末か9月末で期限切れになっていたほか、今年度採用の3人については臨時免許状を申請していなかった。臨時免許状は教員免許を持たない外国人や社会人の雇用に必要とされる。

また、外国人や専門知識を持つ社会人の特別非常勤講師10人について、府教委への今年度の登録を行っていなかった。

府から免許更新などの督促があり、内部調査で発覚。担当部署は手続き未了を認識していたが、対応していなかったという。

学内で検証し、授業の内容などは適切だったとしているが、新任の助教諭3人については中学68人、高校293人の生徒に対する補習を行う予定。ヒックス・ジョーゼフ校長は「重要な事務の意味、生徒への影響を重く受け止め、再発防止に取り組む」とのコメントを出した。

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