「手かざし治療」グループで脱会めぐり暴行、容疑で5人逮捕

兵庫県警本部
兵庫県警本部

女性に暴行を加え、けがをさせたとして兵庫県警捜査1課は1日、傷害の疑いで、同県たつの市龍野町の無職、下川絹代容疑者(71)や息子で同県姫路市勝原区のカイロプラクター、和哉容疑者(45)ら男女5人を逮捕した。下川容疑者らは「ヒーリング」と称して体に手をかざす治療行為をするグループを主宰しており、女性はグループから抜けようとしていたという。

逮捕容疑は共謀し、平成29年9月1日午後6時半~同8時ごろ、和哉容疑者宅で、グループからの脱会を申し出た女性(43)の顔や頭を手で殴るなどの暴行を加え、軽傷を負わせたとしている。県警は認否を明らかにしていない。

グループは会員間で「トリニティ」と呼ばれ、下川親子が17~19年ごろ設立したとみられる。「幸せになるため、より高い次元にいかなければならない」などと唱え、体に手をかざす「ヒーリング」と称する治療行為などをする。会員から1回当たり5千円を受領することもあったという。

現在、数十人の会員が在籍しているといい、和哉容疑者宅で頻繁に会合を開いているとされる。今年5月、当時会員だった男性が県警に「脱会したいが、脱会者は暴力を振るわれる」と相談し、事件が発覚。県警はグループの実態解明を進めている。

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