オーストラリアが4大会ぶりの決勝T 耐えてカウンター炸裂

デンマーク戦の後半、先制ゴールを決めるオーストラリアのレッキー(左)=アルワクラ(共同)
デンマーク戦の後半、先制ゴールを決めるオーストラリアのレッキー(左)=アルワクラ(共同)

オーストラリアが4大会ぶりに決勝トーナメントへの固い扉をこじ開けた。優勝争いのダークホースにも挙げられていたデンマークを1-0で下して2位通過。アーノルド監督は「代表は国を1つにまとめてくる。選手たちを誇りに思う」と充実感に浸った。

待望の瞬間は後半15分にやってきた。自陣ゴール前でボールを奪ってカウンターを発動。左サイドのマグリーを経由したボールは、仲間を信じて走ったレッキーへつながる。やや左サイドから左足で放ったシュートは、逆サイドネット揺らす決勝点となった。

耐え抜いたからこそ訪れた歓喜の瞬間だった。生き残りに勝利が最低条件だったデンマークが、キックオフ直後から猛攻を開始。ボール保持率は28%対60%、シュート数は8対16と圧倒されながらしのぐ。巡ってきた数少ない好機を逃すわけにはいかなかった。

日本のドイツ撃破に肩を並べる番狂わせだ。最新の国際サッカー連盟ランクは、ドイツの11位に対してデンマークは10位。ドイツにはW杯優勝4度の勲章があるとはいえ、デンマークにもレベルはW杯以上ともいわれる欧州選手権制覇の実績がある。

決勝トーナメント1回戦では、初戦黒星から復調傾向のアルゼンチンと対戦する。難敵続きにもJ2岡山のデュークは、「仕事は終わっていない。さらに歴史を作る」と意気込む。アジア勢で決勝トーナメント進出一番乗りを果たし、次は過去最高成績を塗り替える8強を目指す。(奥山次郎)

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