スペイン監督は引き分け狙いを否定「7試合勝つために来ている」

1次リーグ最終戦の日本戦を翌日に控え、記者会見に臨むスペインのルイスエンリケ監督=11月30日、ドーハ(AP)
1次リーグ最終戦の日本戦を翌日に控え、記者会見に臨むスペインのルイスエンリケ監督=11月30日、ドーハ(AP)

【ドーハ=大石豊佳】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組最終戦で、日本は12月1日午後10時(日本時間2日午前4時)にドーハのハリファ国際競技場でスペインと対戦する。スペインのルイスエンリケ監督は30日、前日会見に臨み「日本はよく機能していて能力の高い選手も多い。苦戦するかもしれないが、素晴らしいテストになる」と話した。

勝ち点4で同組首位に立つスペインは、勝つか引き分ければ決勝トーナメント進出が決まる。敗れても突破の可能性はあるが、「引き分けで終わろうとして、最後の15分で日本が得点することを考えてほしい。そこで敗退してしまう可能性がある。われわれは7試合勝つために来ている」と強調した。

世界ランキングは日本が24位で、スペインは7位。W杯では初対戦となる両者は2001年4月に国際Aマッチで1度だけ対戦し、日本が0―1で敗れた。

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