【ドーハ=大石豊佳】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組最終戦で、日本は12月1日午後10時(日本時間2日午前4時)にドーハのハリファ国際競技場でスペインと対戦する。スペインのルイスエンリケ監督は30日、前日会見に臨み「日本はよく機能していて能力の高い選手も多い。苦戦するかもしれないが、素晴らしいテストになる」と話した。
勝ち点4で同組首位に立つスペインは、勝つか引き分ければ決勝トーナメント進出が決まる。敗れても突破の可能性はあるが、「引き分けで終わろうとして、最後の15分で日本が得点することを考えてほしい。そこで敗退してしまう可能性がある。われわれは7試合勝つために来ている」と強調した。
世界ランキングは日本が24位で、スペインは7位。W杯では初対戦となる両者は2001年4月に国際Aマッチで1度だけ対戦し、日本が0―1で敗れた。