熊本高3自殺訴訟で同級生3人目が両親と和解 いじめ認め謝罪

熊本県立高3年の深草知華さん=当時(17)=が平成30年、いじめを受け自殺したとして、両親が同級生4人に計1100万円の損害賠償を求めた熊本地裁(中辻雄一朗裁判長)の訴訟は30日、いじめを認めて両親に謝罪し50万円を支払うとの内容で3人目との和解が成立した。原告側は残る1人とも和解協議中と説明している。

原告側によると、30日に和解した男性は当初いじめを全面否定していたが、法廷で事実関係を全て認め「『自分のせいでごめんね』と言いたい」と話した。退出時に両親に頭を下げたという。

父、智彦さん(47)は閉廷後、取材に「気持ちを正直に聞けた。許したわけではないが、生きていく中でしっかり受け止めてほしい」と話した。

訴状によると、4人は交流サイト(SNS)のグループから排除するなどし、30年5月、教室で「死ねばいい」などと発言。その日、知華さんは自宅で自殺を図り、翌日亡くなった。発言の一部が遺書に記されていたとしている。

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