総務省、新プラチナバンドの技術検証開始 楽天モバイルに光明か

総務省=東京都千代田区
総務省=東京都千代田区

総務省は30日、700メガヘルツ帯の現在未利用の周波数の一部について、携帯電話用として利用可能かどうかの技術検証を始めると発表した。700メガヘルツ帯は現在、楽天モバイルを除く携帯大手3社が「プラチナバンド」として利用している。新たな周波数が携帯電話用に利用可能と認定されれば、プラチナバンドを持たない楽天など各社が利用申請するとみられる。

現在は未利用だが、高品質な放送用マイク(特定ラジオマイク)やITS(高度道路交通システム)に利用されている周波数帯と隣接しているため、電波干渉する恐れがないかなどを有識者会議で議論し、来春ごろに結論を取りまとめる。

総務省が同日開いた有識者会議で、NTTドコモが携帯電話用として利用可能かどうかの検討を提案したことを受け、総務省が議論を始めることを決めた。

利用可能と認められれば、総務相の諮問機関の電波監理審議会から認定を受けた上で、プラチナバンドとして利用する見通し。

プラチナバンドを巡っては、楽天モバイルが、他の3社からの再割り当てを総務省に申請する方針を掲げているが、調整が難航する可能性もあった。

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