中国、抗議活動に強硬姿勢「敵対勢力摘発する」 英BBCを非難

白い紙を掲げて「ゼロコロナ」政策に抗議する人々=27日、北京(ロイター)
白い紙を掲げて「ゼロコロナ」政策に抗議する人々=27日、北京(ロイター)

中国の習近平指導部は治安維持に関する会議を開き「敵対勢力の浸透、破壊活動や社会秩序を乱す違法な犯罪行為を法に基づき断固取り締まる」との方針を確認した。国営通信新華社が29日伝えた。厳しい新型コロナウイルス対策に抗議する活動が拡大したことを念頭に、政府批判を強硬に抑え込む姿勢を示したとみられる。

首都北京や上海などで27日に「ゼロコロナ」政策に反対する抗議活動が本格化。翌28日、共産党の治安・司法部門を束ねる中央政法委員会が全体会議を開いた。「対立やもめ事を速やかに取り除かなければならない」と強調し、社会の安定を維持する重要性を訴えた。

中国外務省の趙立堅副報道局長は29日の記者会見で、英BBC放送が、香港の抗議デモや新疆ウイグル自治区の人権問題を「ゆがめて報道してきた」と非難。今回の抗議活動も西側諸国のメディアがあおっているとの考えをにじませた。(共同)

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