福島県西郷(にしごう)村で大規模な太陽光発電事業を展開している「上海電力日本」(東京都千代田区丸の内)は、中国国務院(政府)直属の特設機関「国有資産監督管理委員会」が監督管理する「国家電力投資集団」の傘下にある「上海電力股份有限公司」の100%子会社で、平成25年9月に設立された。
設立2年後の27年7月に経団連に加盟、その年の「月刊経団連」(12月号)で、「大阪市南港咲洲メガソーラー発電所」が稼働していると紹介、その上で、西郷村や栃木県那須烏山市、茨城県つくば市、兵庫県三田市など日本国内18カ所で太陽光発電事業を展開しつつある―と意気込みを見せている。