大型バスの自動運転公開 気仙沼線、12月5日に営業運転

自動運転で走行する大型バス=30日午前、宮城県登米市
自動運転で走行する大型バス=30日午前、宮城県登米市

JR東日本は30日、気仙沼線のバス高速輸送システム(BRT)の一部区間で、12月5日に営業運転を始める大型バスの自動運転を報道陣に公開した。これまでの実証実験で十分な安全が確認されたという。同社によると、自動運転で時速60キロの走行ができるBRTの実用化は全国初。

区間は気仙沼線BRT柳津―陸前横山間。片道約4・8キロの専用道を最高時速約60キロで往復した。運転手がスイッチで自動運転に切り替え走行。路上に設置した磁気マーカーをセンサーで読み取り走行位置を把握する。障害物を検知して一時停止し、対向バスともすれ違った。想定外の事態には、運転手が手動運転に切り替え対応する。

障害物を検知して一時停止する自動運転の大型バス=30日午後、宮城県登米市
障害物を検知して一時停止する自動運転の大型バス=30日午後、宮城県登米市

JR東の西村佳久執行役員は公開後、「将来のドライバー不足に向けて大きな意義がある」と説明。特定条件下での無人化など、より高いレベルの自動運転にも挑戦する考えを示した。

対向バスとすれ違う自動運転の大型バス=30日午後、宮城県登米市
対向バスとすれ違う自動運転の大型バス=30日午後、宮城県登米市

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