バイデン米政権がイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)率いるツイッターが誤情報拡散の温床にならないか注目していると表明したことについて、野党共和党下院トップで下院議長候補に選出されているマッカーシー院内総務は29日「マスク氏を非難するのをやめるべきだ」と述べ、同氏を擁護した。ホワイトハウスで記者団に語った。
マスク氏は保守派に影響力を持ち、2024年の次期大統領選への出馬に意欲を示す共和党の若手ホープ、南部フロリダ州のデサンティス知事への支持を表明している。
マッカーシー氏は憲法が言論の自由を保障していると強調し「政治的な見解で、政権が国民を追及してはならない」と強調した。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は28日の記者会見でツイッター社の対応を「警戒している」と述べていた。(共同)