イラン無念の敗退 6度目挑戦も1次リーグ突破ならず

米国に敗れ1次リーグ敗退が決まり、肩を落とすイランのエザトラヒ(6)=11月29日、ドーハ(共同)
米国に敗れ1次リーグ敗退が決まり、肩を落とすイランのエザトラヒ(6)=11月29日、ドーハ(共同)

イランは1点が遠く、6度目のW杯も悲願の決勝トーナメント進出はならなかった。29日にドーハで行われた1次リーグ最終戦の米国戦。2014年、18年大会に続いて三たび壁に阻まれたケイロス監督は「後半は多くのチャンスを作ったが、サッカーは得点をしなければ負ける。米国を祝福したい」と声を落とした。

守勢に回った前半とは一転し、後半は主導権を握った。だが、ゴッドスが2度の決定機を逸するなど、シュートを6本放つも枠内に飛んだのは1本だけと決定力を欠いた。勝ち点1を取れば1次リーグを突破できていただけに、指揮官は「引き分けが妥当だったと思うが、サッカーにそのような概念はない」と残念がった。

長く政治的に対立している米国との一戦。試合に先立ち、米国連盟が公式SNSにイラン国旗から中央の国章を削除した画像を投稿する騒動もあった。

かつてJ1名古屋やスペインの名門レアル・マドリードを率いた経験があるポルトガルの名将は「イランには優れたサッカーがあり、情熱を持ってプレーしていることを世界に示した。そこに自分が貢献したことを誇りに思う」と胸を張った。(大石豊佳)

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