中国の張軍国連大使は28日、中国での新型コロナウイルス対策への抗議活動に対して「自由を優先するならば(感染で)死を覚悟しなければいけない」と述べ、厳しい行動制限を強いる「ゼロコロナ」政策を擁護した。ニューヨークの国連本部で、中東の衛星テレビ、アルジャジーラの記者の取材に語った。
記者がツイッターに掲載した動画によると、張氏は「他の国々は人々を犠牲にして異なる方向に動いている」として各国のコロナ対策緩和を批判した。「われわれは多くの人々が亡くなる状況を見たくない」と話し、ゼロコロナ政策の正当性を強調した。(共同)