「嗅いだことない」「怖かった」 異臭の小学校、上履きのまま帰宅

異臭がすると通報があり体調不良の児童が搬送された豊南小学校=29日午前、大阪府豊中市(南雲都撮影)
異臭がすると通報があり体調不良の児童が搬送された豊南小学校=29日午前、大阪府豊中市(南雲都撮影)

大阪府豊中市豊南町西の市立豊南(ほうなん)小で29日午前、異臭騒ぎで児童33人が気分不良を訴えたことを受け、同校はこの日の授業を取りやめた。33人のうち22人が病院に搬送され、体調に問題のない児童は保護者が迎えに来るなどして帰宅した。大阪府警などが異臭の詳しい原因を調べている。

「硫黄臭」気分不良訴え児童22人搬送 大阪・豊中の小学校

府警豊中南署や豊中市教委によると、気分不良を訴えたのは男児19人と女児14人で、いずれも軽症とみられる。学校では消防隊員や警察官が慌ただしく出入りする中、連絡を受けた保護者が次々と駆け付けた。3年の女児は「嗅いだことのないガスみたいな変な臭いだった。火事かと思ってちょっと怖かった。頭を手で押さえて頭が痛そうにしている子もいた」と話した。校舎への立ち入りが規制されているとみられ、児童らは上履きのまま帰宅した。

異臭が確認されたのは午前8時55分ごろで、約20分後に校長が119番。学校は多数の消防車両が集まり騒然とした。近くに住む女性(72)は「卵が腐ったような臭いが漂っていたと知り合いから聞いた。大事にならなければいいが」と心配そうな表情を浮かべた。

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