【ワシントン=坂本一之】米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による経営改革が始まってから1カ月が経過した。マスク氏が大規模な人員削減に踏み切ったことでサービス管理の質の低下が懸念され、広告出稿を見合わせる企業が出てくるなど混迷の様相も呈する。新規ユーザー登録数では「過去最高」を記録しており、ツイッターの立て直しが本格化する中、マスク氏の手腕が問われている。
マスク氏は28日、米アップルが「ツイッターでの広告をほぼ停止している」と自身のアカウントで明かし「米国の言論の自由を憎んでいるのか」と述べた。
また、アップルに反発し、同社が「アプリ市場でツイッターを差し止めると脅している」とも根拠を示さずに投稿した。