悪用クラウド電話も停止 12月から特殊詐欺番号対策

警察庁と総務省は29日、特殊詐欺事件で使われた電話番号の利用停止を要請する対象として、インターネットの交換機を使ったクラウド電話などを扱う通信事業者を、12月1日から追加すると発表した。対策は令和元年9月からスタートし、固定電話と「050」から始まるIP電話に加え、抜け穴をなくす狙い。

クラウド電話などの事業者が加盟する「日本ユニファイド通信事業者協会」と連携し、加盟事業者の番号が対象になる。

都道府県警は悪用された番号が判明した場合、事業者に停止を要請。事業者は警察庁に契約者情報を提供する。停止が続いた契約者には、警察庁が新たな番号の提供拒否を事業者に要請する。

クラウド電話はネット上に交換機を置き、スマートフォンでも固定電話の番号を使って発着信ができるサービス。新型コロナウイルス禍に伴うテレワークの増加もあり、需要が高まっている。

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