西村康稔経済産業相は29日の閣議後記者会見で、12月から冬の節電期間を始めるのに合わせて「無理のない範囲での節電、省エネへの協力を改めてお願いする」と呼びかけた。具体的な対応策として「重ね着をして室温を下げる、使っていない部屋の照明を消す、お湯の出し過ぎに注意する」ことを例示した。
政府が節電を要請するのは来年3月末まで。西村氏は最低限必要な電力供給力は確保できていると説明しつつ「東北、東京エリアでは引き続き厳しい見通しで、さまざまな事態も想定しておかないといけない」と述べた。
冬の節電、重ね着やシャワー短縮で省エネ