核戦争反対の声明に署名 露・カザフ首脳会談

ロシアのプーチン大統領=23日(タス=共同)
ロシアのプーチン大統領=23日(タス=共同)

ロシアのプーチン大統領は28日、訪ロした中央アジア・カザフスタンのトカエフ大統領とモスクワのクレムリンで会談、核戦争を否定し、両国の緊密な友好関係を維持するとの宣言文に署名した。タス通信が伝えた。

宣言はソ連崩壊後の両国の外交関係樹立30年に当たって出され、「核戦争に勝者はおらず、決して起こしてはならない」と強調。ウクライナ侵攻に絡んで核兵器を使う可能性を欧米から指摘されているロシアと、領内に旧ソ連最大のセミパラチンスク核実験場を抱え、核の被害に敏感なカザフの利害が一致したとみられる。

ロシアだけに依存しない多角化外交の推進を掲げるトカエフ氏は今月20日の大統領選で再選を決めた後の最初の外遊先にモスクワを選び、欧米や中国との接近を警戒するロシアの懸念払拭を図った。(共同)

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