日本、終盤に一瞬の油断 主将吉田のクリアミスから痛恨失点

日本―コスタリカ 後半、コントレラス(右)と競り合う吉田=アルラヤン(共同)
日本―コスタリカ 後半、コントレラス(右)と競り合う吉田=アルラヤン(共同)

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は第8日の27日、ドーハ近郊のアルラヤンなどで1次リーグが行われ、E組で初戦のドイツ戦に勝利した日本がコスタリカとの第2戦に臨み、0-1で敗れた。

一つのミスが命取りになった。後半36分、吉田が自陣ペナルティーエリア付近で前方へ中途半端な浮き球を蹴り、守田が受けきれずにボールをさらわれた。これをつながれ、GK権田の間合いを巧みに外したシュートでゴールをこじ開けられた。ミスを認めた主将は「(パスを)つなげるスペースもあったけど高すぎたし、時間的にも前(クリア)でもよかったかなと思う」と唇をかんだ。

試合を通じ攻め込まれるシーンは少なかった。ボール保持率は47%。コスタリカの38%を上回り序盤から試合の主導権を握った。優位な展開が油断につながった面は否めない。

初戦でスペインに0-7の大敗を喫したコスタリカについて、吉田は「国の権威をかけて、球際もガツガツ来ていた」と勢いを感じていた。一方の日本は「前半、もっと強くいかないといけないんじゃないかというのはあった」と、率直に明かした。23日の初戦でドイツから大金星を挙げて迎えた2戦目で、前半は受けに回った部分があったことを感じさせた。

1次リーグ突破へ、スペイン戦にはすべてを懸けて臨む。チームを支えてきた主将は自らに言い聞かせるように語った。「たくさんの批判が起こることは理解している。もう一回立ち上がらないといけない」(大石豊佳)

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