首相、令和9年度に防衛費GDP2%へ増額を指示

岸田文雄首相=28日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)
岸田文雄首相=28日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相は28日、首相官邸に鈴木俊一財務相と浜田靖一防衛相を呼び、令和9年度に防衛費と関連経費を合わせて、国内総生産(GDP)比で2%に増額するよう指示した。首相が防衛費の具体的な水準を明言するのは初めて。年内に、今後5年間の予算規模と財源確保に向けた措置の方向性を決定する。

首相は、防衛力の抜本的な強化の中核となる防衛費について、5年以内に緊急的に強化を進める必要があると説明。財源はさまざまな工夫をした上で、必要な内容を迅速にしっかり確保するよう指示した。

9年度に防衛費と、それを補完する取り組みを合わせて現在のGDPの2%に達するよう予算措置を講ずるとし、年末に5~9年度の中期防衛力整備計画の規模と9年度に向けて歳出・歳入両面で財源確保を一体的に決定するよう伝えた。

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