首相、日中首脳会談で防疫措置緩和要求

会談の冒頭、中国の習近平国家主席(右)と握手する岸田首相=11月17日、バンコク(代表撮影・共同)
会談の冒頭、中国の習近平国家主席(右)と握手する岸田首相=11月17日、バンコク(代表撮影・共同)

松野博一官房長官は28日午後の記者会見で、中国の新型コロナウイルス感染防止対策をめぐり、岸田文雄首相が今月17日にタイ・バンコクで開かれた日中首脳会談で習近平国家主席に対し、防疫措置の早期緩和を求めていたことを明らかにした。

中国では習政権が掲げる「ゼロコロナ」政策に基づく厳格な行動制限が長期化しており、経済・社会活動にも大きな影響が出ている。庶民の不満や怒りは沸点に達しつつあり、中国各地で反対デモなど抗議活動が巻き起こっている。

松野氏は、日中首脳会談で首相が習氏に防疫措置の早期緩和を求めたことについて「ビジネス関係者を含む在留邦人からの声を踏まえた」と説明した。また、現地の日本大使館や総領事館を通じて「邦人援護や日本企業の活動に対する支援を行っていく」と述べた。

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