JFL鈴鹿のスタジアム建設中止を要請 三重・鈴鹿市長

記者会見する三重県鈴鹿市の末松則子市長=28日午前
記者会見する三重県鈴鹿市の末松則子市長=28日午前

三重県鈴鹿市は28日、日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズ運営会社が同市で計画するサッカースタジアムについて、運営会社に建設中止を求めたと明らかにした。資金調達などの見通しが立たないことが判明したためで、末松則子市長は記者会見で「市民との信頼関係の面から困難と判断した」と説明した。

市によると、25日に運営会社に状況の報告を求めたが、オーナーが大部分を保有する株式の譲渡先が不確定で資金調達の進展がないと説明があった。市はガバナンス(統治)体制が不十分だと判断し、28日午前に運営会社に中止と計画に関する協定書の解除を申し入れた。

県は昨年6月、県立「鈴鹿青少年の森」内の5ヘクタールを10年間、市に無償で使用することを許可したが、一昨年にクラブ幹部による意図的な敗退行為の指示があったことが判明した。

Jリーグはガバナンスなどを問題視し、今年6月に準加盟相当の「百年構想クラブ」の資格を剝奪。チームには元日本代表の三浦知良選手も所属している。




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