肥後大津ルートで合意へ、熊本空港へのJR延伸

熊本市中心部と熊本空港(益城町)を結ぶ空港アクセス鉄道計画を巡り、熊本県とJR九州が、JR豊肥線の肥後大津駅(大津町)から分岐したルートで合意する見通しであることが28日、熊本県への取材で分かった。蒲島郁夫知事と古宮洋二社長が29日に面会し、確認書を取り交わす予定。

県とJR九州は2019(平成31)年2月時点では、JR豊肥線の三里木駅(菊陽町)からの分岐を前提に合意していた。世界的な半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)の工場進出が決まり、県は新たに肥後大津駅を含む2駅を加えて再検討。県は今年9月、直通運行が可能な肥後大津駅からの延伸が、費用対効果がより高いとの調査結果を発表していた。

肥後大津駅から延伸した場合、事業費は410億円。県によると、費用はJR九州が3分の1を上限に負担し、残り3分の2を国と県が負うと想定。最短で2034年度末の開業を見込んでいる。

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