米西部カリフォルニア州のニューサム知事(55)は、2024年の次期大統領選で再選出馬に意欲を示しているバイデン大統領(80)を支持し、同氏と競う形で民主党の候補指名争いに名乗りを上げる考えはないと明らかにした。政治サイト、ポリティコが26日報じた。ニューサム氏は民主党の大統領候補の一人として動向が注目されている。
ニューサム氏は8日の中間選挙で実施された州知事選で、共和党候補に大差をつけ再選を果たしたばかり。バイデン氏の再選を「全力で支持する」意向をジル大統領夫人やクレイン大統領首席補佐官に夏に伝え、8日夜にバイデン氏本人にも伝達したという。
バイデン氏は「出馬の意思を持っているが、家族と話し合って決める」としている。
24年大統領選を巡っては、共和党のトランプ前大統領(76)が既に出馬を表明している。(共同)