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前半のツケ後半に コスタリカ戦、攻撃アイデア乏しく 清雲栄純氏

日本―コスタリカ 後半、攻め込む浅野(手前)=アルラヤン(共同)
日本―コスタリカ 後半、攻め込む浅野(手前)=アルラヤン(共同)

前半の45分をアイデアなく費やしてしまった印象だ。そのつけが後半に回ってきた。

コスタリカは5バックの布陣で前線、中盤と3ラインを整え、スペースを日本に与えなかった。日本としては1トップの上田がタメをつくれるかがポイントだった。それができれば鎌田、堂安、相馬が前向きでプレーでき、守田、遠藤が後方から押し上げていけたはずだ。ただ上田がポスト役として起点をつくる役割がはっきりしておらず、攻撃にリズムが出なかった。サイドチェンジをするとか、サイドから個で突破を図るとか、もっと工夫がほしかったが、相手の守備網に引っかかって時間だけが過ぎていった。

コスタリカは日本の初戦を分析し、ものすごく慎重に入ってきたと思う。そのワナにはまってしまった。後半はスピードのある浅野が入り、相手GKと守備ラインの間で勝負するシーンが増えたが、相手の陣形が整った状態で破るのは難しい。選手交代はいいタイミングで行われたと思うが、もっと相手の守備を混乱させる動きがほしかった。

残るスペイン戦で日本の底力が試される。相手を恐れずに戦ってもらいたい。(元日本代表コーチ)

日本はコスタリカに0-1で敗れる

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