囲碁の上野立葵杯が史上初の若鯉杯連覇 コロナにも負けず

囲碁の「第17回広島アルミ杯・若鯉戦」を連覇した上野愛咲美女流立葵杯
囲碁の「第17回広島アルミ杯・若鯉戦」を連覇した上野愛咲美女流立葵杯

囲碁の「第17回広島アルミ杯・若鯉戦」の決勝が27日、広島市で行われ、上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯(21)=女流棋聖=が小池芳弘七段(24)を破り大会史上初の連覇を果たした。30歳以下、七段以下による若鯉戦では一昨年、藤沢里菜女流本因坊(24)がすべての男女混合棋戦で初となる女性棋士の優勝を果たしており、3年連続で女性が制した。同杯を2度制するのは一力遼棋聖(25)=平成25、28年=に続き2人目。

上野女流立葵杯は「連覇を目指して頑張ってきた。すごいメンバーの中で優勝できて、光栄に思う」と喜びを語った。

予選を勝ち抜くなどした16人がトーナメント形式で対戦。上野女流立葵杯(四段)は26日に大表拓都三段(26)と平田智也七段(28)に勝利。27日の準決勝では小山空也五段(26)を破るなど、年長者を打ち負かした。決勝では中盤で優位に立つと、そのまま押し切り176手までで白番中押し勝ちした。

昨年54勝25敗で、女性棋士で初めて年間最多勝・最多対局に輝いた上野女流立葵杯は、今年も50勝(20敗)に一番乗りした。18日には新型コロナウイルスに感染していることが判明。19日に名古屋市でのイベント対局に出場予定だったが、取りやめに。「コロナになって悲しかったけど、詰め碁を解いていた」という切り替えで、今月7日以来の対局を勝利した。

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